プログラミングに興味のある学生や、初心者なら一度は、IT業界の副業にチャレンジしてみたいと考えることでしょう。
本業とは全く違う場合もあれば、本業もプログラマーという人もいるはずです。
また、本業がプログラマーであったとしても、別の言語を使用した副業をしたいと考えている人もいる事でしょう。
今回は、本業がプログラマーではない初心者、または学生のプログラミング初心者が、プログラミングの副業を始めて失敗する理由をまとめてご紹介します!
「副業」と「複業(パラレルキャリア)」との違いを知りたい人には、こちらの記事も合わせて読むことをオススメします!
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プログラミング初心者が副業を始めて失敗する理由は?
理由① 本業と副業の時間のバランスがとりにくい
プログラミングを始めたばかりの初心者にとって、最も重要なのは副業をして少しのお金を稼ぐことではなく、副業をして経験値を高めていくことです。そのためには、勉強を続けなくてはなりません。
副業のお仕事を続けるうちに分らないことがあったら調べるだけでなく、案件ごとに自分の仕事の進め方を省みて、効率化できる部分はなかったか、クライアントへの対応は適切であったかなどを自分に問う必要もあります。
改善できる部分はどんどん改善していきましょう。
また、言語によっては技術革新が早いため、特にプログラミング初心者は、新しい情報を定期的に取り入れて、知識をアップデートしなくてはなりません。
こういった、副業+勉強にとられる時間は、最初に契約をした時点での想定をはるかに超える場合があります。
そのため本業の合間にちょっとお小遣いを稼ぎたいというマインドでは、とうてい長続きはしなくなってしまうのです。
一刻も早く、プログラマーとして成長し、プログラミングの副業で大きな収入を得たいと思うのなら、まずは、本気でプログラマーとして生計を立てて行く覚悟があるのかを、自分に問う必要があるでしょう。
その覚悟があるのなら、毎日だらだらとテレビを見たり、ネットサーフィンに費やしたりする習慣を止め、毎日30分でも1時間でも勉強の時間にまわす事ができるはずです。
理由② プログラミング初心者の年齢制限を超えている
学校で学んだプログラミングの知識やスキルはあっても、実際に企業でプログラミングのお仕事をした経験がなければ、初心者、または未経験者として求人案件に応募することになります。
そのため、応募できる副業案件も限られてしまい、未経験者や初心者でも雇ってくれるクライアントを探さなくてはなりません。
求人広告には年齢制限が書かれてあることは稀ですが、実際には年齢制限の壁があることを覚悟しておきましょう。
初心者である場合、30代以上になると「未経験者OK」の求人案件で採用されることは難しくなります。
この場合、自分でアプリやシステムを開発し、企業側にアピールする方法もありますが、クライアントに評価されるレベルのものでなければなりません。
未経験のプログラマーが副業案件で収益を上げる方法は、以下の記事で詳しく紹介しています。
【プログラミング初心者や未経験者が副業で収益を得るには!?】
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理由③ プログラミングスキルをアピールするものが乏しい
たとえ年齢制限に引っかからない20代であっても、副業をはじめる前にしっかりと成果物を制作しておく必要があります。
ある程度のレベルの成果物をクライアントに提出した方が、スキルのアピールになり副業案件が採りやすくなるからです。
「どんな成果物をつくっていいのか分らないが、それなりのレベルのものを作りたい!」と考えているのであれば、プログラミング・スクールに通うのが一番と言えるでしょう。
特にマンツーマンのスクールならば、ポートフォリオに関する質問がしやすくなります。
また、プログラミング・スクールに通って卒業した経歴は、「物事を最後までやり遂げられる人」という人間性の評価にも繋がります。
成果物をたくさんつくる事も「やる気、積極性」などの評価に繋がることを覚えておきましょう。
大抵のプログラミング初心者が副業を始めて失敗しないためには?
今回は、副業をはじめたばかり初心者プログラマーがおかしやすい主な失敗例をご紹介しました。
大勢の中に埋もれず、プログラマーとして生計を立て成功していくためには、以上で紹介した失敗例とは真逆の事を意識的に行うようにしましょう。
将来独立したい、またはプログラミングを本業にしたい初心者にとって、副業はひとつの登竜門でもあります。
最初でつまずかないためにも、最初から本格的に覚悟を決めて、取り組むようにしましょう!