プログラマーの人材不足に伴い、毎年増え続けるクラウドソーシング。
「とりあえず、かたっぱしから無料登録をしてみたものの、プロモーションメールが増える一方で困る!」という方もおられることでしょう。
そこで、今回ウェブトレ+広報部では、初心者プログラマーに向いているクラウドソーシングをリサーチしました。
ここでは、初心者でも比較的案件がとりやすいクラウドソーシングをご紹介します!
そもそもクラウドソーシングって何だ?って方はこちらにクラウドソーシングの概要がまとまっていますので、こちらの記事も要チェックです。
【話題のクラウドソーシング!概要から主要サービスまとめ】
https://webtre-plus.com/archives/967
プログラマー向けのクラウドソーシング①
案件数最多の「ランサーズ」
【ランサーズ: https://www.lancers.jp/】
ランサーズは、2008年に、ソーシャルブックマークなどで知られる「AddClips」の開発者・秋好陽介氏によって創設されました。
クラウドソーシングでは、最も古い企業のひとつです。
WEB制作からシステム開発まで、プログラマー向けの発注案件数は業界最多クラスで、安定性があるのが魅力といえるでしょう。
先に、クライアントから仮入金がされたのを確認してからお仕事を開始できるので、仕事を納品したあとで未払いになるケースを極力避けられます。
ランサーズの案件は、基本的に他のクラウドソーシングと同じようなシステムで、一度限りの「タスク案件」、または長期に及ぶ「プロジェクト案件」に分かれているのが特徴。
案件を達成するごとに受注数やクライアントからの評価数などが実績として加算されていく方式になっています。
評価数が少ない初心者プログラマーは、「プロジェクト案件」を獲得しにくいので、誰でもトライできる「タスク案件」を数件こなしてから、「プロジェクト案件」に挑むことをオススメします。
プログラマー向けのクラウドソーシング②
「クラウドワークス」
【クラウドワークス: https://crowdworks.jp/】
クラウドワークスは2011年に設立された、比較的新しいクラウドソーシングです。
ランサーズと同様、仮払い方式、案件の取りやすさなどが特徴。ランサーズと違う点は、プロフィール欄に自分のブログやホームページを登録できるため、実力をアピールしやすいというメリットがあることです。
これは、経験の少ない初心者プログラマーには、ありがたい機能。
クラウドワークスは、プログラマー向けの案件は基本的に「プロジェクト形式」が中心です。
さらに、リモートワークのクラウドソーシングとしては斬新な「時給制」を導入している点が一番の魅力と言えるでしょう。
このほかに、元来の「固定報酬制」の案件もあります。
ランサーズと比べると、案件数が少なく単価も低めのため、安定性に欠けますが、現在急成長中のクラウドソーシングであることは間違いないので、今後が楽しみな会社です
プログラマー向けのクラウドソーシング③
サポート重視の「Midworks」
【Midworks: https://mid-works.com/】
クラウドソーシングの中でも、特異な存在である「Midworks」。
それもそのはず、この企業は、freeeの無料利用など、フリーランス・プログラマーの独立を支援する企業なのです。
正社員並みの保障など他のクラウドソーシングではあり得ないほどの手厚いサポートをしているのが特徴です。
案件の受注は、ランサーズやクラウドワークスと同じ程度の難易度ですが、リモートワークの案件が少なく、早いもの勝ち的な側面があることが、弱点であると言えます。
プログラマー向けのクラウドソーシング④
手数料低めの「ジョブハブ」
ランサーズやクラウドワークスを利用すると、15%~20%の手数料をプログラマーが支払わなくてはなりません。
案件によっては手数料を別に支払ってくれるクライアントもいますが、全員が全員そうというわけではありません。
そんな時にお手頃なのが、手数低めのクラウドソーシング。
クライアントが報酬の10%を負担するしくみになっています。
中でも「ジョブハブ」は大手人材派遣会社パソナのグループ会社で、信用度が高さでは他のクラウドソーシングにも負けません。
「ジョブハブ」の依頼方式は、双方の合意にもとづいて契約を取り交わす「エキスパート」、もしくはコンペ方式の2つです。
自分で契約書を作成する場合は、報酬の支払い条件や免責事項をしっかりと明記し、同意書にウェブ署名などをもらうようにしましょう。
プログラマー向けのクラウドソーシング⑤
クラウディア
【クラウディア: https://www.craudia.com/】
ある程度、仕事がとれるようになってきたら、おすすめなのがWEB制作の案件の多い「クラウディア」。
上記のほかのクラウドソーシングとは違い、比較的高い技術が求められます。
また、ひとりで最初から最後までしっかりとプロジェクトをやり遂げられる能力と精神性が必要とされるので、初心者には難易度が高めのクラウドソーシングです。
初心者向けクラウドソーシングを活用しよう!
今回は、数多くあるクラウドソーシングのなかでも、初心者プログラマー向けの難易度が低いクラウドソーシングを中心にご紹介しました。
初心者は、最初は手数料を払ってでも安定性と信頼性が高い「ランサーズ」を利用した方が安心ですが、ある程度仕事のすすめ方がわかってきたら、自分で契約書を作成しほかのクラウドソーシングでスキルを売り込んでいくことも大切です。
その時のレベルと状況に応じて、自分にあったクラウドソーシングを活用していきましょう!