未経験プログラマーが、独学でAIエンジニアになるためには、いくつかのステップを踏まなくてはなりません。Pythonを習得することは、AIエンジニアへの第一歩とも言えますが、その他にも身につけなくてはならない知識やスキルがたくさんあります。
この記事では、今注目のAIエンジニアになる方法をご紹介します!
独学でAIエンジニアになるのは簡単?
ひと言でいってしまえば、未経験プログラマーが、独学でいきなりAIエンジニアになるのは、非常にハードルが高いといえるでしょう。
AIエンジニアは、ほとんどの場合が、大学や大学院で情報科学を勉強してきた人たちで占められているからです。
そのため、未経験プログラマーがいきなりAIエンジニアになるということは、一流大学や大学院の卒業者と競うということになります。
一流大学を卒業しなければ、AIエンジニアになれない!?
現在は、一流大学や大学院で情報科学を専攻してきた人たちが多くを占めているAI業界ですが、日本でもAI技術の需要が少しずつ増えてきているので、参入するチャンスは皆無ではありません。
大変でも、必要なステップを踏む事で、AIエンジニアになることは実現可能です。
しかし、全くの未経験からAIエンジニアになるには、膨大な量の知識やスキルを身につける必要があるので、途中で挫けてしまう人も少なくないようです。
どうすればAIエンジニアになるチャンスがあるの?
すでに、IT業界で働いているプログラマーやエンジニアの方たちの中には、Pythonを独学で学び、AIエンジニアを目指している方もおられます。
また、すでにPythonエンジニアとして一年以上働いている方が、AIエンジニアを目指すケースも多いようです。Pythonエンジニアとしてすでに働いている方は、AI技術を習得してAIエンジニアに転職しています。
この場合、独学では難易度が高いので、独学のほかにプログラミング・スクールに通ってAI技術を習得する方が多いようです。
AIエンジニアになるために勉強すること
AIエンジニアになるためには、最低限、身につけなくてはならない知識があります。Pythonはもちろんのこと、それ以外にもpandasやscilit-learn、numpyといったプログラミングスキルが必要になります。
また、独学とスクールで機械学習の基礎を学ぶ必要もあります。
その他、統計学の知識や高校レベルの数学なども身につけておいた方が良いでしょう。
これらを学んだ上で、更にはSQLやクラウドの知識も必要になりますが、最初から詰め込みすぎるとモチベーションが下がってしまうので、あくまで構築的に学んでいく必要があります。
独学では、非常に難易度が高いですよね。
独学で始められること
最初から、機械学習やPython、SQL全てを独学でやる、と言っても無理がありますよね。
そこで、オススメなのが、AIエンジニアがどういうものであるかの全体像を、本やオンライン資料から学ぶことです。
本からは、機械学習プログラミングや人口知能論がどういうものであるかが、独学でも学べます。
何事も最初から細部に集中しすぎると、途中で疲れてしまい挫折しやすくなります。それよりかは、全体像を把握し、ステップごとに計画を練って行った方が得策と言えるでしょう。
もちろん、大学で勉強した方が早いと感じた方は、大学に入って(または、入りなおして)勉強することも一つの手段です。特に、まだ20代半ばであれば、方向転換するにしても遅すぎるということもないでしょう。
独学でAIエンジニアになるのは大変だが、無理ではない!
今回は、独学でAIエンジニアを目指すためのステップと、それがいかに大変かということを、ご説明しました。
これからAIエンジニアを目指そうとしている10代の方であれば、大学で情報科学を専攻するのも、ひとつの賢い手段です。
もしPythonエンジニアとしてすでに活躍されているのであれば、スクールなどでAI技術を習得するという手段もあります。AIエンジニアになるのは、大変ですが無理ではないので、しっかりと計画を練って人生設計をしましょう。