初心者が独学でAIエンジニアを目指すのは、非常に難易度が高いです。しかし、だからと言って何もできないわけではありません。まずは、本を読むことで、AI業界の魅力、全体像などをつかむ事が可能です。そこで、今回、ウェブトレ+広報部では、独学でAIエンジニアの目指す初心者におすすめの本をリサーチしました。
AIエンジニアの基礎知識が図解でわかる本
(参考: 『最新 図解で早わかり 人工知能がまるごとわかる本』|Amazon https://amzn.to/2NJqU1f)
タイトル:『最新 図解で早わかり 人工知能がまるごとわかる本』
著者:田口 和裕、森嶋 良子
難易度:超初級
おすすめポイント
AIの基礎知識や日常生活での活用例などを、図解で分かりやすく説明してくれている本です。
また、固定レイアウトなのでタブレットなどで読むのに適しています。Kindle版もありますが、ハイライトや検索機能はついていないようです。
実際に読んだ人の口コミ
「まるごとわかる本」とあるように、人工知能に関する動向や基礎知識、豆知識、雑学などがてんこ盛りです。
それにしても、この本、著者の「熱」を感じますね。アマゾンの目次を見てもわかるように、非常に範囲の広いAIの動向について、徹底的に調べ上げています。(口コミ参考:『Amazonカスタマーレビュー』https://amzn.to/2NJqU1f)
ゲームAIの全体像がおもしろく理解できる本
(参考: 『人工知能の作り方 ――「おもしろい」ゲームAIはいかにして動くのか』|Amazon https://amzn.to/2XB6RGW)
タイトル:『人工知能の作り方 ――「おもしろい」ゲームAIはいかにして動くのか』
著者:三宅 陽一郎
難易度:初級
おすすめポイント
ゲーム開発のパイオニア「スクウェア・エニックス」のAI技術者による書下ろしです。ゲームAIの全体像が分かる基本書。
ゲームAIにかぎらず、人工知能に興味を持っている人なら誰でも、興味深く読めるような内容になっています。
実際に読んだ人の口コミ
著者の博学に脱帽である。なんとなくわかりました。
ゲームAIの現場で長年活躍されているだけあって、内容が広く網羅されている感じがしました。著者の知識の深さやAIへの熱い想いが伝わってきて最後までワクワクしながら読めました(口コミ参考:『Amazonカスタマーレビュー』 https://amzn.to/2XB6RGW)
AIエンジニアになるための勉強法や、実務ノウハウがわかる本
(参考: 『機械学習エンジニアになりたい人のための本 AIを天職にする』|Amazon https://amzn.to/2xzHxSe)
タイトル:『機械学習エンジニアになりたい人のための本 AIを天職にする』
著者:石井 大輔
難易度:初級
おすすめポイント
この1冊で、AI業界の全体像がつかめるような内容になっています。本は、「仕事編」と「実務編」の2部構成。
「仕事編」では、必要とされているエンジニアのタイプや、効率的な勉強法などにもふれています。「実務編」では、実務ノウハウなども紹介されています。
実際に読んだ人の口コミ
本は先人がどのような進路を経て今の職業に就いているのか、どんなスキルが必要なのか、そのために具体的にどうすればいいのかが記されており、今後決めなければならない進路について深く考えることができました。
知らない企業とか、この界隈の有名人は誰かとか、興味が同じ人が集合できるサイトとか、初めて聞く情報が多くそれだけでこの本の元は取れたと思います。(口コミ参考:『Amazonカスタマーレビュー』 https://amzn.to/2xzHxSe)
AIエンジニアの超入門書
(参考: 『いちばんやさしいAI〈人工知能〉超入門』|Amazon https://amzn.to/2xBtg7p)
タイトル:『いちばんやさしいAI〈人工知能〉超入門』
著者:大西 可奈子
難易度:超初級
おすすめポイント
AIとは何か?について、非常に分かりやすく説明してくれています。機械学習やディープラーニングといったAIの歴史についても、分かりやすく文章と図解で紹介。
専門用語や堅苦しい文に慣れていない方には、特におすすめの本です。
実際に読んだ人の口コミ
「いちばんやさしい」「超入門」のタイトル通り、数式やプログラミングなど専門的な内容を知らない人でもスムーズにAIの仕組みや特徴が理解できるようになっている。
Kindleの電子書籍化するときに各ページを画像情報としているため、電子ペーパーのKindleではとても読み難い。(口コミ参考:『Amazonカスタマーレビュー』 https://amzn.to/2xBtg7p)
AIを体験しながら学びたい人におすすめの本
(参考: 『はじめての人工知能 Excelで体験しながら学ぶAI』|Amazon https://amzn.to/2JvACit)
タイトル:『はじめての人工知能 Excelで体験しながら学ぶAI』
著者:淺井 登
難易度:初級
おすすめポイント
自分で頭や体を動かしながら学びたい!という方には、特におすすめの本です。
エクセルを使用したサンプルプログラムが体験できます。専門知識は、不用。
実際に読んだ人の口コミ
コンピュータが、どのように曖昧な項目を判定できるようになるのかを体感できる本。実例として曖昧な文字入力判定や、経路探索、言葉の意味の理解などを取り上げている。(口コミ参考:『Amazonカスタマーレビュー』 https://amzn.to/2JvACit)
独学でAIエンジニアを目指すなら、本から入ろう!
今回は、独学でAIエンジニアを目指したい初心者が、AI業界の全体像をつかめるような入門書をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?最初から、Python、SQLなどを勉強するのは大変ですが、全体像をつかむことぐらいなら無理なく始められそうですよね。まずは、入門書などで、業界の動向や魅力を知ることから始めてみてはいかがでしょうか?