IT業界でプログラマーが自分に合った働き方を見つけるのは、とても大切なことです。
働き方によっては、体力や能力を無駄に消耗し、人生な貴重な時間を棒に振ることもあるからです。
この記事では、プログラマーがIT業界で自分に一番合った働き方を見つける方法をご紹介します。
IT業界で働くプログラマーには大きく分けて以下の働き方があります。
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これらを、さらに細分化していくことで、より明確にIT業界の働き方が分かります。
IT業界のそれぞれの働き方のメリット・デメリットを知った上で、再度、自分に合った働き方を探っていくことが可能です。
サラリーマンプログラマーの働き方
IT業界におけるプログラマーの働き方のひとつに、サラリーマンプログラマーがあります。
サラリーマンプログラマーは、別名「正社員プログラマー」とも呼ばれることがあります。
企業に雇われれば、基本的には風邪で休んだとしてもお給料が発生します。
サラリーマンプログラマーの働き方は、大きく分けて3つに分けることが可能です。
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それぞれの働き方に、メリット、デメリットがあるので、紹介していきますね。
大手企業での働き方
プログラマーがIT業界の大手企業で働くメリットはたくさんあります。
しかし、その分デメリットもありますので、両者が相殺できるかを、よく吟味する必要がありますね。
IT業界の大手企業で働くメリット
- コンプライアンスがしっかりしている
- お給料が比較的高く安定している
- 基本的に土日は休める
- 社会的信用度が高い
- 銀行ローンを組んだり、カードを作るのに困らない
- 病気で休んでもお給料が減る事はない
- やる事がないと、なにもせずに過ごせる
- 会社によっては社員食堂で昼食をとれる
大手企業の場合は、なんと言っても「安定性」が一番の魅力です。
IT業界の大手企業で働くデメリット
- 経験値を高められない(担当する工程が一部分に限定されている)
- 履歴書に書けるような経験がないので、転職が難しくなる
- やる事がないと、なにもせずに無駄に時間を過ごすことになる
大手企業で働くメリットはたくさんありますが、スキルアップしたいプログラマーには不人気のようです。
中小企業の働き方
IT業界の中小企業は、「大手企業とブラック企業の中間」というイメージですよね。
実際に、人材不足で忙しい会社が多いようです。
IT業界の中小企業で働くメリット
- 大手企業よりは給料は高くないし、安定もしていない
- 基本的に土日は休める
- 社会的信用度が高い
- 銀行ローンを組んだり、カードを作ったりするのに困らない
- 病気で休んでもお給料が減る事はない
- 忙しい分、経験値を高められる
中小企業は、大手企業ほどの安定性はありませんが、経験値を高められるメリットがあります。
IT業界の中小企業で働くデメリット
- 基本的には、人手が足りておらず、忙しい
- コンプライアンス対策には、会社によってばらつきがある
- 多重請負もありうる
コンプライアンスがしっかりしている会社かどうかは、働いてみないと分かりづらいものです。
新卒だとなかなか難しいかもしれませんが、少し働いてみて合わなかったら辞めるという手段もあります。
ブラック企業の働き方
IT業界のブラック企業で働くデメリットはあっても、メリットもあるの!?と驚かれる方もいるかもしれません。
ブラック企業でも、思いのほか多くのメリットがあります。
IT業界のブラック企業で働くメリット
- 入社したばかりで難しい仕事を任せられるから急成長する
- 問題が起きたら自分で解決するしかないので、急成長する
- 生き残るために、根回しが上手くなる
ブラック企業は、少しでも短期間で急成長したい!タフなメンタルの持ち主!という方にはは、魅力的かもしれませんね。
IT業界のブラック企業で働くデメリット
- パワハラがふつうにある
- コンプライアンス対策なし
- 社員の入れ替わりがはげしい
- 人間関係がぎくしゃくしがち
- 基本的にいつも忙しい
- まわりから助けてもらえない
- 残業時間が超過することが多い
- 土日・祝日出勤は当たり前
- いきなり難しい仕事を任せられ
- 精神的プレッシャーが大きい
このように、デメリットの方が圧倒的に多いIT業界のブラック企業ですが、精鋭部隊的なプログラマーになりたいなら、ブラック企業もメリットがありますね。
ただ、相当なタフな精神の持ち主でないと、逆効果ですので、その当たりの決断はしっかりと自分を知った上でした方が良さそうです。
それぞれの働き方については、以下の記事で詳しく紹介しています。
以下の記事では、フリーランスや派遣社員のデメリットやメリットも紹介しています。
【プログラマーの働き方を紹介!正社員、フリーランス、派遣など】
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IT業界で、自分に合った働き方を見つけよう!
今回は、プログラマーがIT業界で働く際に、自分にあった働き方を見つける方法をご紹介しました。
それぞれの働き方を把握した上で、それでもどれが自分に合っているか分からない!という方は、インターンとして少し働いてみる、という方法もあります。
最初は、大変かもしれませんが、色々と試してみていくうちに、自分に一番合った方法が見つかるものです。